自分と向き合う。親との関係①

あかちゃん

 

整体施術や、セッションをしている中で、ここの所特に、
問題と感じ、関心が高い事について書きます。
それは強いカラダのコリシコリ、歪みや骨盤の硬直ですとか、
緊張グセ、病気にも大きく関わりますし、性格や癖、思い込み、

人間関係、職場関係、家族関係、恋人関係、お金の問題…
その他、人生に於いて全てに影響する と言っても過言ではない
というよりそれが全てと言って良いのでは無いかと思うのです。

むしろここさえ改善されれば、人は病になる事すらないのでは?
とまで思っています。
しかし、それは今の私たちには選択の余地の無かった事なのです…

 

自分の発祥としての「親との関係」と向き合う

親との関係があらゆる方面で強力に影響する

親との関係。生まれ来る赤ちゃんは、どんな親かを選ぶことができません。
この関係性が、愛に溢れたものであるか、そうでないかによって、
人の世界観、人格、人間関係、性格や癖、お金の問題、パートナーシップ
などなど人生の全てに重大な影響を及ぼすことになります。

例えば、争いやいがみ合いの絶えない人間関係があった場合、
人を怒鳴ったり傷つける人、逆に毎回怒鳴られる、傷つけられる人。
それが度々繰り返されるようであるほど、
とても強烈な親子関係の「記憶」が関わっています。
そもそも親とはどんな存在でしょうか?

赤ちゃんや子どもには、親が世界の全て

生まれたばかりの赤ちゃんの頃は、自分と他人の境がありません。
つまり、親が宇宙に存在する全てという世界観です。
どんなにめちゃくちゃな親でも、それが当たり前、デフォルトの認識になってしまう。
そう思うと、親の影響力の強力さがわかりますね。
これは、同時に、その親が引き継いできた慣習や、
家のしきたりなども大きく影響するということ。

赤ん坊は、当然ですが自分では何もできません。
生命を繋ぐには、唯一の介護者である親の存在が必要です。
それは、「在って当たり前」であり
「特別」だとか「ありがたい」だとか
そう言うものでは無いのです。
自他の区別がありませんから。

だから、その当たり前の存在からの庇護が無く、放置されたり、
怒られたり、怒鳴られたり、時期尚早なしつけをされたり、
最悪攻撃されてしまったとしたら?

この宇宙、こわっ!

と、言うことになってしまいます。
赤ちゃんの「世界への安心感」が育まれないんですね。

世界が不安か、安心か

「自分は存在していて良いんだ」「ここに居ても大丈夫」
という「絶対的な安心感」(本来そんな思考すら浮かばないのが本当の安心)
を育む事が出来るのが、この幼少期。

だから幼少期は、大人の都合はさておき、
「完全肯定」し、愛で包んであげることが最も大切です。
──「大人の都合」と言うものは唯一人間にしか存在しないもの──
その安心感というのが、安定した人格を形成する為の、
絶対的な地盤となります。それがどれだけ大切なものか。

ぬかるんだ地面なのか、地割れだらけの地面なのか
平らで安定して、美しい花の咲いた地面なのか。
想像に難くありませんね。

命は生きるために、歪む。

そして、地面がひび割れてしまった赤ちゃんも、
傷を負いながらもどうにか親にすがって生きなくてはいけません。
そのために、自らの人格を歪ませながら育ってゆくことになります。
それは、生き物としての環境への適応だとも言えます。

なんとか親の愛を得ようとすがる、ご機嫌を伺う、本来の感性を抑圧する。
それは大人になってから、根拠の無い不安や、恐怖や、逃避癖や、
感情の凍結、怒り、あらゆる依存症など レベルによりその大小は様々ですが、
精神的問題として、人生に大きな影響をもたらすのです。

しかし、そのような酷い扱いを受けたにしろ、
親を心底憎みきれる人もまた居ないように思います。
そんな仕打ちを受けていても、それがデフォルトの世界であったのだから
比較の使用もない子どもには、憎むことが出来ないのかもしれない。
そして何よりも、子どもはやはり、親に愛して欲しいものだから。

次回に続きます。

 

↑をクリックして登録*↑
LINE@限定情報をお届けします(^^)

あかちゃん

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

オンライン専門のボディーワーカー/身体研究家。20代の頃、自己肯定感の低さから鬱病に。さらにアダルトチルドレンも発覚。自分の出来の悪さを呪い苦しんだが、才能は身体感覚から開けるのではないか?と氣付き、探求し、うつ病とACを自ら克服。様々な場面で独自の感性とクリエィティビティを発揮できるようになる。整体師時代に、独自のセラピーメソッドを確立しそれを身体開発/自己啓発メソッドに昇華。「あたらしい心とからだの使い方」にて伝えている。代表コンテンツは、唯一無二の「蝶形骨の使い方メソッド」著書:ありがとうございますはZEROのことば(Galaxy Books)