こちらの記事は2017年11月14日公開されたものです。随時追記、修正を行っています。
※2017/12/12 追記、修正しました。
ありがとうございます。
ありがとう。
感謝の言葉。
お礼の言葉。
小さな頃、そう教わりました。
なにかをしてもらったら、ありがとうとお礼を告げるんだよ。
感謝するんだよ。
言い忘れると、怒られたりすることもあった。
さて、ありがとうございます は、本当に「感謝の言葉」なんでしょうか?
ありがとうございます は、感謝の言葉?
もしそうだとすると、感謝が出来ない事には、ありがとうを言えない…
ということになってしまいます。
感謝が出来ないような事がらは、皆悪いことでしょうか?
それはきっと、違うはず。
だって、辛いことも、人を力強く成長させるための
大切な糧になっているはずです。
では、「ありがとうございます」の本当の意味を、考えてみましょう。
「ありがとうございます」の本当の意味
漢字で書いてみます。
「有難う御座います」と、なります。
有り難い=存在することが難しい
御座います=存在しています
つまり
ありがとうございますとは
『存在し難いものが、ここに存在されています』
という意味になります
存在と、存在し難い はこのように読み解けます。
《 存在 》
私たちが感じられる現象や、物質、生命、空氣など。「実体のある物」すべて。《 存在し難い 》
実体、現象となる以前の状態、つまりエネルギー。心、イメージなど、「実体のない物」
「エネルギーが実体に転換する点=ゼロポイント」
つまり、ありがとうございます とは、
「エネルギーが実体に転換する点」のことを表現しています。
それは、
- 無から有が発生する一点
- イメージが現実へ転換するポイント
- 何かが産み出される瞬間
- 生と死の瞬間
- あちらとこちらの交差点
- 破壊と再生の循環の交差点
- 現象と潜象の境
- 陰と陽の真ん中。
- 最も純粋な一点。
それを「ゼロポイント」と呼びます。
「ありがとうございます」と口にすることで、
生まれたばかりの純粋な状態に戻す力のあるコトバです。
まるですべてを純粋な状態へ還元する祈りの言葉のよう。
「あなたの存在を観ましたよ。確かに感じましたよ。」 という意味も感じます。
ありがとうございます は、「感謝の言葉」という意味だけではありませんでした。
いえ、そもそも「感謝」の本当の意味とは、そのものを「zeroに還す事」
つまり“調和させること”ではないでしょうか。
全てを晴れやかに、クリアにできる
だから、例えば感謝が出来ない事
嫌なこと、忌々しいこと、苦しいこと
悲しいこと、憎たらしいこと
できれば避けたいこと、
例えば病気、体のコリや、怪我、痛み、苦しみ。
嫌いな人、思い出したくない体験
沢山の、心から感謝できないアレコレ。
全てに言ってあげる事ができます。
嫌な事、嫌な人、そんな存在に感謝出来た時、人は大きく成長しているもの。
感謝できなくても、この言葉であればかけることが出来る。
淀み滞っていたことが、心地よい方向に動き出し、変化が現れて来るはずです。
不純な記憶を巻き上げ場を濁すことなく、晴れやかに送り出すコトバ。
『感謝しかない』というセリフ。
物事(存在)全てが「ありがとう(無)ございます(有)」だという事ですから、
実際に感謝しかない ということですね。
最高のヒーリングワード。
感謝の本当の意味は、ゼロに戻すこと。
純粋な状態に戻すこと。
純粋に受け取ること。
調和なさしめること。
全てを包括する、深くて、素敵なコトバであったのです。
是非、声に出して、誰かや、何かに
「ありがとうございます」と
心のなかで、自分に、カラダに、この命に
「ありがとうございます」と
いつも言ってみて下さい。
そしてこれを心の習慣にしてください。
「ありがとうございます」は、最高のヒーリングワード。
色々なことがクリアになってくること受け合いです。
そして、このヒーリングワードを使ったシンプルなマインドフルネス法を公開しています。
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