自己紹介と、旅に出ること。 

キンカントマト@ユイチル畑

こんにちは。
Blogや、ツイッターを見てくれている皆様、ありがとうございます。
突然ですが、旅に出ることになりました。
初めての旅。現在準備中です。

初めはこのBlog、「ありがとうございます瞑想」などの情報発信を
「我」を出さずに純粋なメッセージとしてやってゆくというコンセプトで開始しました。

僕が日常で得た氣付きやワークを発信して、より生き心地の良さを広めることができたらそれでいい。

でもこれからは、自分を出してゆこうと思います。
どんな人物が作っているのか。
どんな氣持ち、どんな状況なのか?
そういうリアルな感触は、大切ですし、
それが人を共鳴させるものだとも感じます。

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〜旅ブログ〜

僕という人の人生の流れを簡単に。

昭和56年7月
北海道は小樽に生を受ける。
物心付く前に東大和市へ。
中学2年の時に親が別れ、母親と弟と共に関西へゆく。

高校を卒業し、大学に行くかと思いきや、バイトをしながら音楽の道へ。
ロックバンドでプロを目指し、大阪で勢力的に活動。
ストリートライブも毎週行う。
パートはドラムとコーラス。

27,8歳で、音楽をすっぱり辞め、整体の道へ。
人に依存せず、身一つで仕事をし、自由になりたい。
健康オタクでもありました。

田舎の方を見たいと思い、工場の住み込みアルバイトで、長野県安曇野市にゆく。

松本市の外れの古民家で、いわゆる「住み開き」 ゆるい人間関係のコミュニティーを作りつつ暮らしている方に会い、
そこで行われていた醤油作りの集まりに参加。集まる人たちのあたたかな空氣と居心地の良さ。

「こんな世界が、こんな人間関係があるのか」と衝撃を受ける。

とにかく人の垣根がなく、無理がなく、気取らず気張らず皆ありのまま。
それを見た僕はむしろ、自分の中にある否定感や、気取りが浮き彫りにされました。

中心(のような…そうでないような)になっている塩月さん夫婦(ナチュラルマーケットてとて@松本)の柔かな佇まいと、自然な暮らしぶりを見て、

「僕もいつかは、人が自然に集まり、縁を繋げるような存在になりたい」

という思いをひそかに胸に秘める。

てとて@松本市

てとて。古民家では珍しい二階立て。上ではライブなどの素敵な催しも。

夜勤の辛かった仕事の契約期間の終了後、実家に戻り、
整体を学ぶ為に新しい師(朱鯨亭、別所愉庵氏)のいる奈良に移住をしようと決める。

一年ぶりに開いたツイッターで「奈良に住みたい、畑がしたい」と呟いたのを、同じく久々にツイッターを開き、「奈良、畑」で検索をかけた田渕まさやくんが拾い
「シェアハウス、開いてるよ」
とのメッセージを貰い、田舎との繋がりがある彼とパートナーのともよちゃん(後に結婚)と奈良の暮らしが始まる。

彼らの精神性や、丁寧でひとつ一つを慈しむような暮らしぶりに強く感化され、今もそれが色々な所で生きていると感じる。

まさやくんの紹介で「バンビ整体」として、奈良オーガニックマーケット出店。
奈良の田舎の友人(農家、ミュージシャン、パン屋さん、八百屋さん、作家さん、旅人などなど)が多数出来る。
田舎暮らしの暖かさ、自由さとゆるさ、そして自然農法で無肥料で育った野菜の美味しさから、自然の偉大さと大切さ、命の強さを実感する。

人の繋がりと、自然との関わりの中で、自分の中のこわばっていたものがゆっくりゆっくり解けてゆく。

畑の少学校

大和西大寺の自給農法ワークショップ

シェアメイトの結婚と沖縄移住が決まった事により、シェアハウスは解散となり、奈良駅前から、大和西大寺に引っ越し。
ここで初めての畑をなんと無償でお借りできる事となる。

「自給農法」を伝える「畑の少学校」主催の市川ジャン氏と出会い、意気投合。彼を講師に迎え「畑の小学校@大和西大寺」を開催。自給農法、そして「大地の再生講座」を通し、自然への理解が深まる。
自身の思想も、施術の方針もより自然観に根ざしてゆく。

バンベジ会の開催と住み開き。

バンベジライブ

南山城村でのバンベジ会。ライブの様子。

自然療法家であるパートナーとの出会いに恵まれ、共に暮らし出す。
2013年7月「バンビ整体の持ち寄りベジご飯会」(通称バンベジ会)持ち寄りパーティーを毎月一回開催始める。
夢に見た住み開きの開始。「子どもたちに良い、本当に健康な食事」の啓蒙の意図もあり、ベジ、&オーガニック&添加物/グルテンフリーの条件付きの厳しさながら、参加者の料理のクオリティの高さと美味しさが公表を博し、紹介が紹介を呼び、平屋の一戸建てに多いときで一日40〜50人ほど(子供ふくむ)の人が訪れる。
会費はドネーション、楽しさだけで行う。
収益はほぼ無しだが、かけがえのない「人の縁という財」を築いた。
今もその財は減ることも、無くなることもなく、そのお陰様で安心して生きていると強く思う。

手作り野菜の美味しい料理が集う。

參加者が自由に出会い、交流し、それぞれに気の合う同士で新しくコラボレートしたり、創造したり、遊んだり、繋がっている様を見て、幸せな氣持ちに浸る。
思い返せば、松本で思い描いたビジョンの実現した瞬間であった。

南山城村に移住す築100年の古民家に住み始める。

カフェの開業を目指し準備しながら、古民家コンサートを開いたり、イベントに出店したり、
知人の茶畑を手伝ったり、ひととの繋がりの中で暮らす。
カフェ開業に至る前に、パートナーとの別れが訪れ、村を出ることに。

また田舎暮らしを考えていたところ、「自然本舗」西尾さんの紹介で、箕面の「自然農の畑つきシェアハウス」を紹介され、箕面に移住。
移住三ヶ月後には
“縁を結い、そこから各々に散り広がり、創造を広げる”
という思いを乗せ「箕面ユイチル畑」としてジャン氏とワークショップを始める。

身体ワークも取り入れ、
「五感で感じる畑」のコンセプトで行う。
ワークショップとしては5年目に突入。

整体の屋号を二度改め、最終的に知人に募った屋号名から、「アルママ整体」となる。経験を広げながら、体の痛みの元としての心理へのアプローチへと施術の幅が広がり、より人の心身への造詣を深める。

シェアハウス解散から旅へ。

シロアリ駆除剤の散布をキッカケに、自分と住人も体調を崩し、居住不能となる。
それによりシェアハウスは解散。縁あった近所の知人の離れに一次避難させて頂き、新しい住居での自宅サロン開業計画を進める。

そして、入居費用全て支払ったその後、引っ越しの三日前に、居場所を固定することに対する違和感。
肚の底から「旅に出たい」と心底思い、なけなしで払った25万円を「最高の自己投資」と理解し、マンションを解約。初めての旅生活を計画中。

僕の名は。そして、君の名は。

実は、「チヒ卜」と言う名前は、本名ではありません。
一番始めに整体を開業する(といっても自宅サロンですが)時につけた屋号でした。

「チ」は「地、血、千、智」という意味があり、「巡る」という意味もありました。

「チヒトとは、巡る人だ」と思い描いていたことを思い出す。

「そうなりたい」と思っていて、でも「自分には出来る訳がない」とも思っていた。
それはあくまでも、憧れ、理想の話。

それから幾年か経ち、ここ箕面に来て、色々あって「チヒト」を名乗り始め、そして内側の声に従って自然と

「巡る人」になる肚を決めた、いまここ。

バンド時代は、鬱も経験し、自己否定だらけだった僕は、

いまや「別の人」となり、笑顔で過去から僕を見ているようだ。

人生って分からない。
そして、自分の事が一番分からないもののようだ。

僕達がそれぞれに乗っているこの波の流れの何処にゆくのか?

きっとだれも分からない。
でも、だからこそ人生は本当に面白い。

次回、旅の目的やビジョンなどを書きます。

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キンカントマト@ユイチル畑

2 件のコメント

  • 素敵ですね、文面から、素直さと、アタタカサが溢れてますね。
    自分をサラケダス。自分と向き合う事ですかね。

    ポルポの由美さんから、昨日教えていただいて、
    ここに、来てみました。

    私は、今、アーユルヴェーダに、惹かれるいます。

    今、14年、芦屋で、お店をしています。

    お店をして、会うべき人に会えて、今ここにいますが、

    もう、ここでなく、
    この形態を、変えなくては、
    と、動いています。

    いつか、近い内に、ご縁がありますように。
    願って?行動してみます。

    ありがとうございました。

    • 岩橋さん、コメントありがとうございます。確認が遅れてしまいましてすみません。
      由美さんからのご紹介なんですね。
      こんな風に開始した旅ですが、今は旅をやめて、丹田と蹲踞を伝える方にシフトしております。
      氣恥ずかしく思いながらも、人生どうなるかわからないものですね。今やりたいこと、できることに全力を注いで行きたいです。
      いつか由美さんのお店ででもお会いする機会があればいいですね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    オンライン専門のボディーワーカー/身体研究家。20代の頃、自己肯定感の低さから鬱病に。さらにアダルトチルドレンも発覚。自分の出来の悪さを呪い苦しんだが、才能は身体感覚から開けるのではないか?と氣付き、探求し、うつ病とACを自ら克服。様々な場面で独自の感性とクリエィティビティを発揮できるようになる。整体師時代に、独自のセラピーメソッドを確立しそれを身体開発/自己啓発メソッドに昇華。「あたらしい心とからだの使い方」にて伝えている。代表コンテンツは、唯一無二の「蝶形骨の使い方メソッド」著書:ありがとうございますはZEROのことば(Galaxy Books)